風水害から命を守るには?③
身の安全を守るのに適した避難をしましょう
避難する目的は、命や身の安全を守ることです。自宅の辺りで災害のおそれが高い場合、自宅にいると危険なため、安全な場所にある避難所に行くこととなります。確実に安全であることが確認できる場合は、自宅で浸水のおそれのない安全な場所も避難先となり得ます。
自宅が安全であるとき(洪水・浸水害のとき)
以下の「3つの条件」にあてはまり、自宅にいても大丈夫なことが確認できたとき(あてはまらないときは、避難所等に避難しなければなりません。)
「3つの条件」が確認できれば浸水の危険があっても自宅に留まり安全を確保することも可能です。
①家屋倒壊等氾濫想定区域に入っていない (入っていると…)
②浸水深より居室は高い
③水がひくまで我慢でき、水・食糧などの備えが十分 (十分じゃないと…)
水、食糧、薬等の確保が困難になるほか、電気、ガス、 水道、トイレ等の使用ができなくなるおそれがあります。
早めに避難しましょう
避難は遅れるほど危険度が高まります。避難所に行こうとしたとき、1時間前は通れた道路であっても雨が降り続くにつれて冠水したり、崩れた土砂でふさがってしまうことがあります。避難のため、別の場所へ移動するときは早めに行動しましょう。また、夜中に大雨が降りそうでも、暗い中での移動は危険が伴います。明るいうちの避難を心がけましょう。
また、さっと避難できるよう、持ち出すものはあらかじめ用意し、持ち出し袋に入れておきましょう。
命が第一、物は二の次!!
避難所等へ避難するとき、あらかじめ用意した持ち出し袋を持っていくことは勧められています。しかし、もし避難しているときに、災害が起こったり、差し迫ったりして身の危険を感じたら、持ち物にこだわらず、すぐに安全な場所に避難しましょう!物より大切なのは命、身の安全です!
土砂災害の場合は家が押しつぶされたりするから、必ず別の場所に逃げないといけないよ。