災害さいがい後の生活はどうなるの?

 災害さいがいによって自宅じたく被災ひさいしてしまうと避難ひなん所で生活することになるかもしれません。
 自治体が指定する避難ひなん所として多いのは、公民館や体育館などの大きなスペースがある建物です。
 避難ひなん所に入るときはまず受付をし、その後、りふられた居住きょじゅうスペースへ移動いどうします。
 避難ひなん所では、たくさんの人が集まってくるため、新型コロナウイルス感染症かんせんしょう対策たいさくが必要です。そのため、受付時に体温や健康チェックをするほか、居住きょじゅうスペースをテントやだんボールで仕切ったり、アルコール消毒しょうどくを行ったりします。

避難所

避難ひなん所にはたくさんの人が集まってきて、同じ空間で生活するから、他の人の迷惑めいわくにならないようルールを守らないといけないよ。

ミナモ

家で生活するためのそなえもしておきましょう

 大規模だいきぼ災害さいがいのとき、自宅じたくの建物は無事だけど、電気やガス、水道が使えなかったり、店で食料が手に入らなくなったりすることがあります。
 そういうときにそなえ、持ち出しぶくろ以外にも家で生活するための備蓄びちく品を最低3日分、できれば1週間分用意しておきましょう。

必要な備蓄びちく

  • 食料
  • 燃料ねんりょう
  • 灯り、電池
  • トイレ用品 など

考えよう

避難ひなん所に入って生活するとき、どんなことをするとよいですか。
ぎゃくにどんなことをしてはいけないですか。考えてみましょう。

ヒント

  • 集団しゅうだんで生活するとき、どんなことに気をつけますか。
  • 普段ふだん災害さいがい時ではどんなちがいがあるでしょうか。