岐阜県ではどんな水害が起こったの?①

 大雨による洪水こうずい土砂災害どしゃさいがいは、岐阜県で何度も発生しています。特に雨の多い梅雨つゆの時期(6~7月)や、台風が来る夏~秋にかけて、災害さいがいが発生することが多いです。

堤防決壊堤防決壊ていぼうけっかい安八あんぱち町 1976年)

土石流土石流どせきりゅう恵那えな市 2000年)

道路決壊道路決壊けっかい飛騨ひだ市 2004年)

 1959年9月に発生した「伊勢湾いせわん台風」は、死者104名、負傷ふしょう者1,708名、建物被害ひがい23万戸と多くの人が被害ひがいにあいました。また、川の堤防ていぼうは3,500か所でこわれ、道路や橋が3,100か所でこわれました。農業や工業も大きな被害ひがいを受け、総額そうがく500億円というすさまじい被害ひがいとなりました。

養老町池辺小学校養老ようろう池辺いけべ小学校

 当時の500億円は、現在げんざい価値かち換算かんさんすると約1兆円になるんだ。
 それほどの被害ひがいが岐阜県で起こったんだよ。

ミナモ

泥水が広がった地域泥水どろみずが広がった地域ちいき養老ようろう町、南濃なんのう町)

東濃地方の工場東濃とうのう地方の工場