第66回げんさい楽座(R2.12.21)

「飛騨地域の防災活動」

飛騨地域では、令和2年7月豪雨において24時間降水量が観測史上1位を記録し県内で最も降水量が多かった下呂市内での飛騨川の氾濫のほか、同じく県内で2番目に降水量が多かった高山市内では、土砂崩れによる住宅への土砂流入などの被害がありました。また平成30年7月豪雨では下呂市内でJR高山線が被災し、平成26年にも飛騨地方を中心として大雨によって高山市内の橋が流されるなどの被害が出ています。
地域ごとの特性に応じた防災活動が重視されているなか、飛騨地域で取り組まれている、小さな集落での災害対応の人員確保と組織づくり、乳幼児を持つ母親に対する防災教育、アマチュア無線を活用した防災活動について報告します。
演題:
(1)「自主防災組織の見直しについて(地区に合った組織づくりと活動)」 高山市清見町藤瀬町内会長
(2)「母子の安全安心をめざして(飛騨市赤ちゃん防災リーダーの取り組み)」 飛騨市赤ちゃん防災リーダー会員
(3)「アマチュア無線(ハム)を利用した非常時に通信の補完として機能する組織づくり」下呂市アマチュア無線クラブ代表
司会進行:岩茸伸一 清流の国ぎふ防災・減災センター コーディネーター