第99回げんさい楽座(R5.9.25)

『四ツ目川大洪水から学ぶ中津川の防災』

近年の夏は毎年のように、台風や豪雨による土砂災害が発生しています。災害が発生することを前提に、被害を最小にするための対策、情報共有をすることが大切です。
岐阜県中津川市にある「四ツ目川」は、恵那山の北側から中津川市街地へ向かって流れる川で、古くから災害を起こしており過去に4度も川の流れが変わったことから、この名が付けられたと言い伝えられています。
昭和7年8月には大規模な土砂災害が発生しており、これにより死者26名、被害家屋は500戸を超え、橋の決壊なども発生する過去最大の土石流被害をもたらしました。
そこで、いま一度この災害を振り返り、得られた教訓と防災について改めて見直し、高い防災意識を引き継いでいくため、今回はこの「四ツ目川災害」について中津川市の中津地区災害対策協議会から、災害の要因や対策・砂防防災の取組みについて開催しました。