岐阜県と岐阜大学が共同設置した防災・減災に関するシンクタンク組織です。
『 食の備えとアレルギーについて 』
2005年(平成17年)には我が国の全人口の約3人に1人が何らかのアレルギーを持っているとされていましたが、この割合は年々高まっており、2018年には約2人に1人が何らかのアレルギーを持っているとの統計が出ています。 一言でアレルギー疾患と言っても、喘息、花粉症を含むアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、薬剤・昆虫アレルギーなど、症状・経過とも千差万別であり、中でも食物アレルギーについては、当事者でないとわからない点も多く、対応にも細心の注意が求められています。 そこで、食物アレルギーに着目し、食の備えの基本、災害時における食の衛生管理はどのようにすればよいのかなど、いざという時に役立つお話を専門家が解説します。