岐阜県と岐阜大学が共同設置した防災・減災に関するシンクタンク組織です。
「おうちで防災キャンプ」
岐阜大学高木教授と岐阜放送澤アナウンサー、そして3人の小学生たちが、災害について学ぶ。第三回目のテーマは「おうちで防災キャンプ」。
数年前に起こった熊本地震やこれから起こるであろう自然災害で亡くなる原因としては、災害が直接の原因である場合以外にも、避難生活における身体的負担による疾病等が原因で亡くなる「災害関連死」があります。死者数に占める災害関連死の割合は、東日本大震災ではおよそ19%、熊本地震ではおよそ80%にもなっているのです。災害関連死を少なくすることも、防災にとっては大事なこと。そこで、災害が起きて、電気や水道、ガスなどのライフラインが止まってしまったという想定で、自宅で生活する、「おうちで防災キャンプ」を模擬体験。高木先生や防災士の須美さんに指導を受けながら、災害時の食器の使い方、変わった調理法、トイレの使い方などを体験し、もし災害が起きた時、どうやって自宅で避難生活をしたらよいかを、みんなで考える。(2021.3.28放送)