第86回げんさい楽座(R4.8.28)

「飛騨川バス転落事故に思いを寄せて」

  昭和43年(1968年)8月18日午前2時11分、加茂郡白川町地内の国道41号を走っていた観光バス2台(乗員・乗客107名)が、集中豪雨による土石流にのまれて飛騨川へ転落し、104名の尊い命が失われました。この事故は、一か所で104人もの犠牲者が出たバス事故としては史上初めてのことであり、きわめて悲惨な事故として私たちの記憶に刻み付けられています。
そこで今回のげんさい楽座では、発生から54年が経過したこの事故を風化させないため、当時の気象状況・災害を改めて振り返るとともに、これからの国道41号線【飛水峡街道】がどのように形作られ、改良工事によってどのように災害に強い道路になっていくのかを専門家、地域の方々とともに考えていきます。※ 「基調講演」と「パネルディスカッション」の2部構成