平成29年11月8日(水)、東美濃ふれあいセンター(中津川市)にて、「岐阜大学防災シンポジウム~東濃地域の地震に備える~」を開催しました。
岐阜県には、阿寺断層帯、屏風山・恵那山断層帯、高山・大原断層帯、養老‐桑名‐四日市断層帯をはじめ、多くの活断層があります。このシンポジウムは、熊本地震などから多くの教訓を学び、学術的知見に基づき岐阜県、東濃地域の地震の備えについて参加者とともに考えることを目的に開催したもので、地元の中津川市、恵那市をはじめ、県内各地から374名の参加をいただきました。
岐阜大学副学長、清流の国ぎふ防災・減災センター長の杉戸真太教授による「正しく恐れ、できる限りの周到な準備を!」と題した基調講演に続き、“熊本地震等から学ぶ”をテーマに、小山真紀岐阜大学流域圏科学研究センター准教授よる「ドキュメント“避難所”」、深尾琢岐阜大学臨床講師による「災害時のメンタルヘルス」の発表が行われ、客席には、真剣に耳を傾ける参加者の姿が見られました。。
さらに、髙木朗義岐阜大学工学部シニア教授、げんさい未来塾一期生の黒田ところ氏による「世界一受けたい防災・減災ワークショップ~自分の命は自分で守り、地域も自分達で守る~」と題したワークショップを開催し、アンサーパッドを使用した減災力テストなどに、会場は大きな盛り上がりをみせ、盛会のうちに幕を閉じました。
主催者挨拶
来賓挨拶
大井 久司 中津川市副市長
基調講演
「正しく恐れ、できる限りの周到な準備を!」
杉戸 真太 岐阜大学副学長・清流の国ぎふ防災・減災センター長
熊本地震等から学ぶ
「ドキュメント“避難所”」
小山 真紀 岐阜大学流域圏科学研究センター准教授
「災害時のメンタルヘルス」
深尾 琢 岐阜大学臨床講師
客席風景
ワークショップ
「世界一受けたい防災・減災ワークショップ~自分の命は自分で守り、地域も自分達で守る~」
髙木 朗義 岐阜大学工学部シニア教授
黒田 ところ (げんさい未来塾一期生)
閉会挨拶
福士 秀人 岐阜大学副学長