げんさい楽座は、専門家と一般参加者が防災・減災について語り合い、防災・減災への関心を深め、知識を得るとともに、参加者同士が意見交換を行う交流の場です。
事前の申し込みは不要ですのでお気軽にご参加ください。
今月のげんさい楽座も対面方式とインターネット配信のハイブリッドで開催します。
※会場にお越しの際はマスク着用・手指消毒などの感染予防対策にご協力ください。また当日発熱等の風邪様症状がある場合は会場参加はご遠慮ください。なお会場内の混雑状況により入場をお断りする場合がありますので予めご了承ください。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によってオンラインによる配信のみとする場合があります。
<第86回> げんさい楽座 in 白川町
日 時:令和4年8月28日(日)13:30~15:00※ 日時にご注意ください。
テーマ:飛騨川バス転落事故に思いを寄せて
場 所:白川北ふれあいセンター大研修室(加茂郡白川町河東763/0574-75-2878)
オンラインによる配信を視聴される場合は、清流の国ぎふ防災・減災センターフェイスブックにアクセスして視聴してください。後日YouTubeの公式チャンネルでも配信予定です。
内 容:
昭和43年(1968年)8月18日午前2時11分、加茂郡白川町地内の国道41号を走っていた観光バス2台(乗員・乗客107名)が、集中豪雨による土石流にのまれて飛騨川へ転落し、104名の尊い命が失われました。この事故は、一か所で104人もの犠牲者が出たバス事故としては史上初めてのことであり、きわめて悲惨な事故として私たちの記憶に刻み付けられています。
そこで今回のげんさい楽座では、発生から54年が経過したこの事故を風化させないため、当時の気象状況・災害を改めて振り返るとともに、これからの国道41号線【飛水峡街道】がどのように形作られ、改良工事によってどのように災害に強い道路になっていくのかを専門家、地域の方々とともに考えていきます。※ 「基調講演」と「パネルディスカッション」の2部構成
【基調講演】
岐阜大学名誉教授・工学部特任教授 八嶋 厚 先生
(地盤工学/岐阜大学地域減災研究センター減災技術研究部門特任教授)
【パネルディスカッション】
パネラー 白川町長、元消防団長 浅井さん、岐阜大学 八嶋先生
モデレーター 清流の国ぎふ 防災・減災センター 中濃圏域お世話係 纐纈 友久さん
【今後の予定】
<第87回>
日 時 令和4年9月26日(月曜日)19時00分~20時30分
テーマ 「食の備えとアレルギーについて」
内 容
2005年(平成17年)には我が国の全人口の約3人に1人が何らかのアレルギーを持っているとされていましたが、この割合は年々高まっており、2018年には約2人に1人が何らかのアレルギーを持っているとの統計が出ています。
一言でアレルギー疾患と言っても、喘息、花粉症を含むアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、薬剤・昆虫アレルギーなど、症状・経過とも千差万別であり、中でも食物アレルギーについては、当事者でないとわからない点も多く、対応にも細心の注意が求められています。
そこで、次回第87回げんさい楽座では、食物アレルギーに着目し、食の備えの基本、災害時における食の衛生管理はどのようにすればよいのかなど、いざという時に役立つお話を専門家からお聞きする予定です。
講 師 岐阜市立女子短期大学食物栄養学科 専任講師 長屋 郁子先生
場 所 みんなの森ぎふメディアコスモス(岐阜市司町40番地5) かんがえるスタジオ
過去のげんさい楽座の様子はこちらから(youtube)