げんさい楽座は、専門家と一般参加者が防災・減災について語り合い、防災・減災への関心を深め、知識を得るとともに、参加者同士が意見交換を行う交流の場です。
今月のげんさい楽座は、コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、皆さんが一堂に集まる形式ではなく、インターネットを通じて公開します。ご覧になりたい方は、当日、清流の国ぎふ防災・減災センターのフェイスブックをご覧ください。
<第70回>
日時 令和3年4月26日(月)19:00~20:30
テーマ:令和2年7月豪雨における避難行動の調査結果と災害対策基本法の改正について
公開場所:清流の国ぎふ防災・減災センターフェイスブックにより配信します。後日YouTubeの公式チャンネルでも配信予定です。
フェイスブックアドレス→https://www.facebook.com/gifu.bousai.gensai/
内容:
令和2年7月7日から8日にかけて中濃から飛騨地方を中心に降った雨は、6市に大雨特別警報が発表される記録的な大雨となり、国道41号の路肩が崩れたり飛騨川が氾濫するなどの被害がありました。
全国的に大きな被害をもたらし「令和2年7月豪雨」と名付けられたこの災害は一方、コロナ禍における初めての大規模災害であり、岐阜県と清流の国ぎふ防災・減災センターは共同でこの災害対応の検証を行いました。
その結果、住民の皆さんの実際の避難行動、コロナ禍の避難行動への影響などについてまず実態の把握が必要であるとされたため、県内4市町(高山市・下呂市・関市・白川町)の住民を対象に、令和2年7月豪雨における避難行動に関するアンケート調査が実施されました。
今回の楽座ではその住民アンケートの結果と対応策について報告し、今後も発生が危惧される大規模災害に対して私たちがどう対応していくことができるのか、考えます。
あわせて、市町村が発表する避難情報などの変更が予定されている災害対策基本法の改正内容についても紹介します。
(1)災害対策基本法の改正事項について (岐阜県防災課)
(2)「令和2年7月豪雨災害における住民避難行動実態調査」について
(髙木朗義/岐阜大学社会システム経営学環シニア教授)
(3)意見交換
【今後の予定】
<第71回>
日時:令和3年5月29日(土)14:00~16:00(予定)※注意:通常と時間が異なります
場所:岐阜市歴史博物館(オンラインで同時配信)
内容:「濃尾地震130年(仮)」
※開催時間、内容など、予告なしに変更になる場合がありますので、ご了承ください。
過去のげんさい楽座の様子はこちらから(youtube)