げんさい楽座 11月のお知らせ(開催時間にご注意ください)

 げんさい楽座は、専門家と一般参加者が防災・減災について語り合い、防災・減災への関心を深め、知識を得るとともに、参加者同士が意見交換を行う交流の場です。
 事前の申し込みは不要ですのでお気軽にご参加ください。(今回もハイブリット方式で実施予定)

 ※会場にお越しの際はマスク着用・手指消毒などの感染予防対策にご協力ください。また当日発熱等の風邪様症状がある場合は会場参加はご遠慮ください。なお会場内の混雑状況により入場をお断りする場合がありますので予めご了承ください。

 ※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によりオンライン配信のみとする場合があります。            

※オンラインによる配信を視聴される場合は、清流の国ぎふ防災・減災センターフェイスブックにアクセスして視聴してください。後日YouTubeの公式チャンネルでも配信予定です。


<第89回> ・・・げんさい楽座 in 中津川

 

 日  時  令和4年11月28日(月) 18:30~20:00

        ※ 今回は開催時間が変則的となっておりますので、ご注意ください。

 テ  ー  マ  「ため池」の防災

 内  容

 みなさん、「ため池」をご存じでしょうか。降水量が少なく、流域の大きな河川に恵まれない地域などで、農業用水を確保するために水を貯え取水ができるよう、人工的に造成された池のことです。多くは江戸時代以前に築造されており、全国で15万4千箇所存在しているといわれています。

 このうち、岐阜県には30市町村に2,258もの農業用ため池があり、中でも東濃地方には半分以上の1,547箇所が存在。さらに、中津川市には757箇所ものため池が存在しています。

 このため池は、歴史もあり、機能的にも重要なものですが、西日本豪雨の際にため池の決壊による被害が発生したり、今年8月初旬の大雨の際には、山形県川西町で、ため池の決壊による80棟余りの住宅浸水も発生しています。

 そこで、今回の楽座では、身近なため池の防災対策をテーマに、決壊や越水を災害としてとらえた場合や、ため池の防災についての国、県の取り組み、ため池のはたらき・管理などについて、岐阜県農政部農地整備課の方からお話を伺います。

講  師  岐阜県農政部農地整備課 農地防災対策室 ため池防災係  佐久間 俊直 技術課長補佐兼係長

場  所  中津川市苗木交流センター(中津川市苗木7516-1 / 電話 0573-66-6606)

【当日のプレイベント ~現地視察勉強会~ 】

 岐阜県農政部農地整備課の方と近くのため池の現地を視察し、構造などため池を実際に視察します。

 (集合場所) 15時 苗木交流センター正面 ※ 時間厳守  

 (行  程) 15時10分から乗り合わせてため池へ移動→16時30分頃終了


【今後の予定】

<第90回>

 日 時:12月19日(月)19時から

 場 所:岐阜市役所本庁舎12階第1研修室(〒500-8701 岐阜県岐阜市司町40−1)

 テーマ:赤ちゃん目線の防災 ~命の大切さを伝えたい~

 講 師:樹実防災株式会社 岡村智樹

 内 容:

 災害時において、赤ちゃんは一人では何もできない要配慮者です。生まれたばかりの赤ちゃんは新陳代謝が活発なため、汗をかきやすく皮脂もたまりやすいため、垢や汚れがたまると湿疹など皮膚トラブルの原因になることもあり、清潔に保ってあげることが非常に大切です。
 このため、台風15号の影響で断水被害が発生した静岡市清水区において飲み水の確保さえ難しい局面で、「赤ちゃんの沐浴支援」が行われました。

 そこで今回は、「沐浴支援に関わったきっかけ」、「どのような支援だったのか」等、地域の助産院さんと共に「沐浴支援」を始めた岡村智樹さんから、お話を聞かせて頂きます。

【今回の楽座のポイント:グループワークを行います!】

 今回のげんさい楽座では、「行政にしかできないこと」、「有事に生きる平時のコミュニケーション」、「1人の市民にできる事は何か」などをテーマにグループワークを行います。是非多くの皆さんのご参加をお待ちしています。


過去のげんさい楽座の様子はこちらから(youtube)