げんさい楽座は、専門家と一般参加者が防災・減災について語り合い、防災・減災への関心を深め、知識を得るとともに、参加者同士が意見交換を行う交流の場です。
事前の申し込みは不要ですのでお気軽にご参加ください。(今回もハイブリット方式で実施予定)
※会場にお越しの際はマスク着用・手指消毒などの感染予防対策にご協力ください。また当日発熱等の風邪様症状がある場合は会場参加はご遠慮ください。なお会場内の混雑状況により入場をお断りする場合がありますので予めご了承ください。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によりオンライン配信のみとする場合があります。
※オンラインによる配信を視聴される場合は、清流の国ぎふ防災・減災センターフェイスブックにアクセスして視聴してください。後日YouTubeの公式チャンネルでも配信予定です。
<第88回> ・・・げんさい楽座 in 下呂
日 時 令和4年10月10日(月曜日)14時00分~15時30分 *開催時間に注意してください。
テーマ 「下呂市内土砂災害・水害」 当時の経験、今なお残る被災状況から学び次に活かせること
内 容
岐阜県は、山林に囲まれた土地柄、豪雨による水害・土砂災害のリスクが高く、下呂市内でも多くの被害が起こっています。
そこで今回は、実際に被災された方の当時の様子や、災害発生直後の地域の建設業組合の活躍によって医療ケアが必要な方が救われた実例など、現場で何が起こっていたのか、生の声をお聞きします。
また、これまでの経験を今後の対策に活かし、地域の防災対策の立案・実施につなげていくため、地区防災計画の策定等の支援をされている岐阜大学の小山真紀先生からもお話をうかがいます。
登壇者 「開催のご挨拶」
下呂市副市長 田口 広宣 様
「下呂市豪雨災害(平成30年~令和2年)を振り返って」
被災者の立場から … 山下 浩正 様・康子 様
発災直後の対応 … 下呂建設業協会小坂支部 鎌倉 誠 様
「講演:被災経験を活かす地区防災計画」
岐阜大学 流域圏科学研究センター 小山 真紀 准教授
場 所 下呂市きこりセンター(下呂市小坂町大島987番地14 / 0576-62-3811)
駐車場 こちらでご確認ください。(別ページで開きます)
【当日のプレイベント】
市内の豪雨災害被災場所の現地見学を行います。参加自由、事前申し込み不要ですが、時間厳守で各自集合場所にご参集ください。
<見学予定地> 1.平成30年7月 金山町金山長洞谷氾濫災害場所
2.平成30年6月 萩原町上呂山林崩落場所
3.令和 2年 7月 小坂町豪雨災害場所
<集合場所> 下呂市金山町金山 金山市民会館駐車場
<開始時間> 午前10時(開始前に参加者名簿にご記入いただきますので早めに参集ください)
※実施時間は10:00~13:30を予定
※昼食は各自自由ですが、「下呂ジョイフル」で昼食休憩を予定。
【今後の予定】
<第89回> げんさい楽座 in 中津川
日 時 令和4年11月28日(月) 18:30~20:00
テーマ ため池の防災
内 容
みなさん、「ため池」をご存じでしょうか。降水量が少なく、流域の大きな河川に恵まれない地域などで、農業用水を確保するために水を貯え取水ができるよう、人工的に造成された池のことです。多くは江戸時代以前に築造されており、全国で15万4千箇所存在しているといわれています。
このうち、岐阜県には30市町村に2,258もの農業用ため池があり、中でも東濃地方には半分以上の1,547箇所が存在。さらに、中津川市には757箇所ものため池が存在しています。
このため池は、歴史もあり、機能的にも重要なものですが、西日本豪雨の際にため池の決壊による被害が発生したり、今年8月初旬の大雨の際には、山形県川西町で、ため池の決壊による80棟余りの住宅浸水も発生しています。
そこで、今回の楽座では、身近なため池の防災対策をテーマに、決壊や越水を災害としてとらえた場合や、ため池の防災についての国、県の取り組み、ため池のはたらき・管理などについて、岐阜県農政部農地整備課の方からお話を伺います。
講 師 岐阜県農政部農地整備課 農地防災対策室 ため池防災係 佐久間 俊直 技術課長補佐兼係長
場 所 中津川市苗木交流センター(中津川市苗木7516-1 / 電話 0573-66-6606)
【当日のプレイベント ~現地視察勉強会~ 】
岐阜県農政部農地整備課の方と近くのため池の現地を視察し、構造などため池を実際に視察します。
(集合場所) 15時 苗木交流センター正面 ※ 時間厳守
(行 程) 15時10分から乗り合わせてため池へ移動→16時30分頃終了
過去のげんさい楽座の様子はこちらから(youtube)